Leather crochet

＝＝ホースバットについて＝＝

＜特徴＞

原皮：ポーランド 鞣し

タンナー：MARYAM（イタリア） 

２次加工：国内 古くから皮革製造の本場であるイタリアのトスカーナ州サンタクローチェに所在するタンナリーで製造されています。

どちらも繊維密度の高いホースを植物タンニンで鞣しています。

オイルがしっかり入っており馴染みがよく経年変化が楽しめる革です。

セミアニリン（染料と顔料）仕上げで使い込むほどに茶芯が出てきます。

＜メンテナンス＞ 

から拭き、もしくは乳化性のクリームをご使用下さい。

水濡れにはご注意下さい。

＝＝シェルコードバンについて＝＝

＜特徴＞ ホーウィン社製、オイル仕上げのコードバンです。

コードバンの革形状が貝殻に似ていることから、シェルコードバンという名称になったとも言われております。

馬の臀部の深い層にある、非常にコシが強くなめらかな素材です。

特別なオイル仕上げのため、しっとりとしたさわり心地で重さがあります。

染色は革の表面に行っており、1枚1枚異なる風合いになっております。

仕上げの最終工程としてメノウという鉱物で磨き上げ、独特の光沢を出しております。

＜メンテナンス＞

潤沢にオイルが含まれております為、しばらくクリームを入れなくても革の内側からオイルが自然に出てきます。

定期的に柔らかい布で乾拭きをする程度でOKです。

長期間オイルが不足することが殆どないレザーですが、 乾燥や、表面の繊維質のザラつきを感じた際は、ごく少量（米粒１粒～２粒程度）の量のクリームを布に取り、 出来るだけ薄く全体に伸ばし、柔らかい布でよく磨いてください。

シンプルなクロシェットを作成しました。

クロシェットとはフランス語の「小さい鐘」が語源となっているキーケースです。

端に二重リングと小さなリングカラビナがついたストラップを、鐘型の革のケースに通して使います。

首から下げたり鞄に巻き付けたり自由なアクセサリーとしてご使用いただけます。

日常的にクロシェットとセットで持ち歩く鍵なら二重リングに、状況に応じて取り外しをする鍵ならカラビナに、 用途に応じて使い分けられるように二種類のパーツを取り付けました。

クロシェットに収まる小さなカラビナはあまり出回っていない為、沢山のサンプルを取り寄せて理想のサイズ感のものを探しました。

その上で、くすんだシルバーとゴールドに染めることで革の質感に馴染ませました。

裏面には革貼りをしており高級感のある仕上がりになっています。

こちらは耐久性を重視し、鍵が繰り返し擦れても問題ないように人口皮革を使用しました。

背面にはMaison Kinemaの刻印を入れています。